寺院や霊園で花を販売していることもありますが、永代供養をした私はお墓参りの際には花を持参します。
日本ではお墓に供える花として菊が好まれています。菊が好まれている理由は、花が長持ちすることや、枯れるときに花びらが散りにくいことなどです。
しかし、お墓に供える花は菊でなければいけないという決まりはありません。
菊の他によく供えられる花は、カーネーション、ユリ、スターチス、リンドウ、アイリス、キンセンカなどです。トゲを持つ植物や香りが強いもの、毒を持つものは避けることが望ましいです。
故人が好きだった花を供えても構いません。好きな花を供えてもらえると喜んでくれることでしょう。バラのようにトゲがある花は避けることが望ましいのですが、個人がバラが好きだったのであればバラを供えても構いません。
花は2か所に供えますが、左右対称になるようにします。花の量と色のバランスを考えましょう。
気をつけたいことが花粉です。墓石に花粉がつくと墓石の変色につながるので、花粉が多い花は避けるか、雄しべを取り除いて供えてください。